疼く義母と娘           
           猫舌くらべ   提供/Xces Film
監督■山内大輔      
 −スタッフ-
脚本・・・・・・山内大輔
撮影・・・・・・創  優和
照明・・・・・・野田友行
編集・・・・・・金子尚樹
録音・・・・・・シネキャビン
助監督・・・・加藤義一
-キャスト-
成瀬小百合・・・・・・立花りょう
志 津 江・・・・・・・林田ちなみ
   栞・・・・・・・・・・ゆ  き
零    次・・・・・・・・ 白土勝功
岩    崎・・・・・・・ 岡田智宏
成瀬和弘・・・・・・・・・野上正義
小金井・・・・・・・・・・サーモン 鮭山
解説
渡り歩いた男の数は知れず・・・・。猫なで声で男に媚を売るのが上手く、欲しいものは絶対に手に入れる。今回の義母は『泥棒猫』という言葉が似合う悪女系。百戦錬磨の身体で、若い男から年寄りまで魅了してきたことは確実。絡んで吸い付くような舌技は、天性のテクニック。
  それに対する娘は、父親思いの『猫破り』な子猫ちゃん。若くて柔軟な身体はどんな体位も思いのままぺろりと出し入れする舌に秘められた技は未知数。大量放出のフェロモンと、ソフトな肌触りが男達を虜に。  この二人の男を巡る熾烈な戦いが幕を開けた。
物語
ベットの上で正常位でセックスをしている成瀬小百合と岩崎。二人は付き合い始めて5年。マンネリのセックスで先にイッてしまう岩崎に不満を漏らす小百合。岩崎は勤めていた会社が倒産し、就職活動を始めてから半年。しかし、しかし、このご時世なかなか再就職が見つからない。 そんな事もあってか、二人は最近ちょっとしたこと事で喧嘩になる。
  今日も、 小百合はさっさと服を着て帰ってしまった。 しかし、本当の理由は今日から父親の再婚相手が家に来るからだ。
  小百合は幼い頃に母親をなくしてから、 父和弘と二人暮し。 この家に自分以外の女性が入るのは初めてだ。 嬉しいやら、つまらないやら複雑な心境で今日のこの日を迎えた。
  相手の女性の名は志津江。 一人息子の零二がいるものの、なぜこんな子持ちのオヤジと再婚を決めたのだろう? お互いの家族はぎこちない挨拶を終え、これから本当の家族として生活を始めるのだ。
  そんな小百合と零二のことはさておき、再婚初夜を迎えた和弘と志津江は激しくまぐ合う。隣の部屋から聞こえる志津江の喘ぎ声で、すっかり目を覚ました小百合。 聞こえてくる志津江の声に耐えかねて部屋を出る。台所で一息つこうと缶ビールを開けた瞬間『凄いだろう、あいつの声』と暗闇から声が聞こえた。 声の主は零二。一足先に零二は台所でビールを飲んでいたのだ。 なんでも、零二は子供の頃から聞かされていて慣れっこだという。 男をとっかえひっかえ渡り歩いてきた志津江の過去も聞かされた。 さらに、 零二は志津江の本当の子供ではないという。
  翌朝、 何事もなかったように朝食を摂る4人。 今日から和弘は出張で、 しばらくは家に帰ってこない。和弘と小百合を見送ると、志津江は箪笥の中から通帳と印鑑を持ち出す。 派手目の化粧でいそいそと出かけていった。
  出かけていった先は岩崎。なんと、志津江は小百合の恋人と関係を持っていたのだ。 半分、 志津江は岩崎のパトロンみたいなもので、プータローの岩崎の面倒をみていた。 その代わり、志津江に身体で奉仕していた。 岩崎は志津江が再婚したことは知っていたが、まさか小百合の義母になっていた事実は知らなかった。 志津江もまた、岩崎が義娘の恋人とは知る由もなかった。
  そんなこととは露ほど知らず、小百合は同僚の栞と岩崎の再就職のことで話をしていた。結婚と恋愛を別問題で考えてる栞は最近、遂に結婚を決めたらしい。 相手は同じ会社のさえない男小金井。 実は、栞にはもう一人大学生の彼氏がいる。小百合は会った事はないが、 なかなかのイケメンで栞の自慢の彼だった。 その彼とは今もラブラブだが、 結婚という安定を求めたのだった。
  一方、部屋に残された零二は学校も行かず、小百合の部屋でパンティの匂いを嗅いでいた。 どうやら、小百合に恋心を抱いているようだった。 一日中、小百合の部屋にものでオナニーをした。 夜になり、暗い部屋でボーとしているとケータイが鳴る。 誰かに呼び出されたらしく、家を出ようとした瞬間に志津江が帰宅した。 電話の相手はなんと栞。 つまらない男と会っていたら、 零二と無性に会いたくなったというのだ。
もちろん栞は零二が小百合の義弟ということは知らない。 零二も小百合と栞の関係も知るはずがない。
こんなに遅く何処に行くのかしら・・・。 と、心配をする。 同時に小百合から電話が入り、今日は家に帰らないという。 誰もいない部屋に一人残され寂しい思いをする志津江だった。