味見したい人妻たち                      
                            提供/エクセス・フィルム
         男たち、私の押入れ<カラダ>の中でゆっくりおやすみ・・・。
監督・脚本■城定秀夫
-スタッフ-
撮影・・・・・・・長谷川卓也
照明・・・・・・・奥村   誠
編集・・・・・・・酒井  正次
助監督・・・・・・田中  康文
音楽・・・・・・・垂井たかよし
スチール・・・・本田 あきら
録音・・・・・・・シネキャビン
現像・・・・・・・東映ラボ・テック
-キャスト-
道川 町子・・・・・・・KaoRi
ヨシコ・・・・・・・・・・・・ 橘  瑠璃
由美子・・・・・・・・・・ 佐倉 麻美
柚木 仁志・・・・・・・ 白土 勝功
道川 春樹・・・・・・・ 田島 謙一
ミツオ ・・・・・・・・・・ サーモン鮭山
医者 ・・・・・・・・・・・ 飯島 大介
解説
憶えていますか?小さい頃に押入れの中で色々と遊んだ事を・・・。マンガやエロ本をこっそりと読んだり、オナニーをしたりと、妙に落ち着く暗い押入れの中。湿った布団の中に足を入れ、段々と暖かくなってゆく感じは女性のアソコを思い出させる。そう押入れの中には人間の原点《子宮》に帰れる唯一の場所である。そんな押入れの中に若い男を閉じ込めて、夫婦のセックスを見せつけるドスケベな人妻が今回の主役!自分の子宮と偽りの子宮《押入れ》を交互に使い分けて、男を迷宮の世界に落としこむ。
  主演はKaoRi。パリで本格的にバレエを習い日本へ帰国。短編映画や、写真集と活躍中の彼女がエクセスで初主演!バレエの経験を活かし、しなやかで柔軟なカラダ。スラット伸びた脚を高々と上げ、まるでエッフェル塔を思い出させるような大胆かつ知的なファックで男たちを興奮させる。
  監督は城定秀夫。初監督だけに熱い情熱が伝わる作品に仕上がった。
物語
高校の美術教師をしていた道川町子は寿退社して早一年。夫の春樹は製薬会社のエリート社員。多忙な日々を過ごしている夫に町子はやや不満を持っている。今日も突然の出張で慌しく家を出る春樹。独り家に残された町子は、掃除、洗濯と家事をこなし最後に布団を押入れにしまうと、そのまま押入れに入り布団の上に寝転んだ。静かに目をつぶり、向かいの家から微かに聞こえてくるピアノの音を聞く町子。そして、ゆっくりと目を開けて買い物に出かけた。
  かつて働いていた高校の前を、買い物袋を持った町子が通り掛かる。懐かしい校舎を眺めてると、ふと美術室に目が止まる。町子の視線の先に半裸で絡み合う、元教え子の柚木と由美子の痴態。慌てた町子は買い物袋を落としてしまう。足早にその場を立ち去る町子。すると、遠くから買い物袋を持った柚木が走ってくる。町子は久々の教え子との再会だが、先ほどの痴態が頭から離れず動揺する。「今から先生の家に遊びに行っていい?」という柚木に町子は思わず頷いてしまう。
 
  町子の家でコーヒーを飲む二人。ギクシャクして会話が成り立たない。すると柚木が「先生、美術の時間、ずっと俺の事見ていたでしょう」と言い、町子に口づけを迫る。嫌がる町子だったが柚木の強引な誘いに、だんだん体を許していく。燃え上がる二人・・時間を惜しむように求め合う。
  翌朝、柚木が目を覚ますと、隣には誰もいない。昨日のことが夢のように感じる。キッチンには町子がコーヒーをいれて持っている。コーヒーを飲んだら家に帰りなと言う町子に、柚木は「帰らない」と言う。家庭の事情で友達の家に泊まり歩く柚木は帰る場所が無かった。「俺、先生の好きな事、何でもしてあげるよ」と柚木が呟く。無言でコーヒーを飲む町子・・。
  その夜、春樹が出張から帰ってくる。いつもより明るく出迎える町子に春樹は驚いた。「何かいいことあった」と町子に聞くが、「あなたが帰ってきたから」と意味ありな笑みを浮かべるだけだった。食事を終え、夫婦の寝室で愛し合う二人。積極的に春樹の体を求める町子。その視線の先には少しだけ開かれた押入れがある。真っ暗な押入れの中には、後ろ手に紐で縛られ股間を膨らませた柚木がいた。
 
  翌朝、春樹が家を出て行ったあと、押入れが開かれる。虚ろな目をした柚木に「先生、柚木君に見られていると思うと、凄くコーフンしたよ・・。」と町子が言い、徐々に柚木の股間をまさぐった。それから・・・。町子と柚木の濃厚で破滅的な生活が始まった。あるときは、SMチックに相手をいたぶり、ある時は、柚木に化粧をして偽りのレズプレイとありとあらゆる性的プレイを楽しんだ。しかし、二人の恋物語は町子の妊娠と共に突然終わりを告げる。
  ある日、町子は自分が妊娠した事を柚木に話す。「俺の子?」と言う柚木に対して「夫の子に決まってるいるでしょ」と町子が言う。沈黙が二人を包み、お互い何かを忘れようとするように、カラダを求め合った。
  翌朝、柚木がいなくなった押入れの中に、独りぽつんと町子の姿があった。