| 赤い長襦袢 人妻乱れ床 提供/新東宝映画 他人の妻の秘密を知り尽くした覗き魔!女同士で絡み合う淫靡な快楽! |
![]() |
監督■深町 章 -スタッフ- 企 画■福俵 満 脚 本■岡 輝男 撮 影■長谷川卓也 編 集■酒井正次 助監督■佐藤 吏 スチール■津田一郎 録 音■シネキャビン 現 像■東映化学 |
-キャスト- 遊佐田鶴子■若宮弥咲 鵜飼 幸也■岡田智宏 若林 吾郎■なかみつせいじ 遊佐 静馬■なかみつせいじ 神尾 敦子■水原香菜恵 速水 るい■相沢知美 |
| ◆解説◆ | |
| 病弱で寝たきりの幸也は美しい人妻・田鶴子を望遠鏡で覗き見ることが唯一の楽しみだった。戦争で夫を亡くした田鶴子が思わぬ犯罪に手を染めたことを知ってしまった彼は・・・・。 戦後間もない東京を舞台に、覗きでしか欲望を満たせぬ男と夫を失った人妻の間に繰り広げられる愛欲世界。若宮弥咲の他、久々にピンク映画登場の相沢知美、水原香菜恵らが淫靡に映像を盛り上げている。猟奇的エロス・ミステリーの傑作! |
| ◆物語◆ | |
| 昭和二十二年、東京。 遊佐田鶴子のもとへ幸也という見知らぬ人物から手紙が届いた。 田鶴子のことなら何でも知っているという。彼女が犯罪者だということも。
田鶴子は驚いた。 幸也は幼い頃から肺を患い、部屋の外へ出ることのない生活を送っていた。 戦前から彼は蔵の窓から望遠鏡で外の世界を観察することを歓びを覚えていた。ある日、幸也は望遠鏡に映った田鶴子の美しさに目を奪われ、その虜となった。聾唖の叔母を持つ彼には読唇術の心得があり、田鶴子と夫・静馬の間で交わされる会話を読み取ることができた。だが、二人が愛し合う姿を見ることはなかった。幸也は田鶴子とのセックスを妄想した。 やがて戦争が始まり、幸也は長野へ疎開した。彼はずっと田鶴子のことを想い、戦争が終わるとすぐに家族の反対を押し切って帰京した。同じ頃、田鶴子のもとへ静馬が乗った復員船が沈んだという報せが届き彼女は悲しみに暮れた。 その後、静馬の妹・敦子が田鶴子をは訪ねてきた。静馬が死んだ場合、家督は敦子の夫に継がせるというのが静馬たちの父の遺言だった。兄が戦死したと聞いて吾郎は大きなショックを受けた。 彼は空襲で家族を亡くし、当面の生活費を援助して欲しいと田鶴子に頭を下げた。田鶴子は吾郎に静馬の身代わりになってくれるよう頼んだ。 そ のやりとりの一部始終を幸也は見ていたのだった。 田鶴子は旦那様が戻ってきたと女中のるいに話した。るいは密かに敦子にそのことを報告した。不審に思った敦子は二人の様子に変わったことがあればすぐに知らせるようるいに言うと、 女同士二人で愛し合った。幸也は田鶴子を助けたい一心に思ったが、寝たきりの彼にはどうする事も出来なかった。 家に押しかけた敦子は吾郎の指紋を取らせて欲しいと迫るが田鶴子は頑なに拒否した。吾郎は自分の立場に耐えられなくなってきた。彼の心は揺れ、ついに理性を抑えきれず田鶴子に迫った。抵抗する田鶴子もいつしか彼に身を委ねた。息を呑んで望遠鏡をで見つめていた幸也は、 事を終えた田鶴子の股間から赤い血が流れるのを見て驚いた。田鶴子は処女だった。 その夜、田鶴子の前に意外な人物が現れた。静馬だった。実は彼は沈没した復員船には乗っておらず、その死亡通知は誤報だった。静馬は吾郎の姿を見て不審を抱きながら部屋に入った。 田鶴子の心は乱れたが、そこである決断をした。彼女は静馬を殺し、裏山に死体を埋めた。 田鶴子は夫婦でありながら肉体関係を結ぶことがなかった静馬ではなく、吾郎をこれからの夫として選んだのだった。 以上が幸也の手紙の内容だった。 その夜、 田鶴子は事件の証人である幸也の部屋に侵入して眠る彼の首を絞めた。幸也は彼女と愛し合う幻想に身を委ねながら息絶えた。手紙を書いた彼が意図したのはこうして田鶴子に殺されることだった。動かなくなった幸也の顔には幸せそうな笑みが浮かんでいた。 |
