| 年下の男 提供/新東宝映画 |
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監督■田尻裕司 -スタッフ- 脚 本■武田裕司 撮 影■飯岡聖英 編 集■酒井正次 助監督■管沼 隆 スチール■ 音 楽■ 録 音■ |
-キャスト- 榊原友美■久保田あづみ 豊田タカオ■佐藤幹雄 真紀■林 由美香 西沢■澤山雄次 君江■コマツユカ |
| ◆物 語◆ | |
| 三十歳を目前にしたOLの友美は六年間付き合っていた西沢に他の女と結婚することを理由に一方的に別れを告げられた。酒に酔って最終電車に乗った彼女は見知らぬ若い男の肩にもたれかかって眠った。目覚めると終点の駅で、途方に暮れる友美に声を掛けてきたのは電車の中の若い男タカオだった。二人は成り行きでラブホテルに入り、愛しあった。タカオはまた逢いたがったが、友美はハつも年上なのを気にして返事を濁した。 翌日、友美は友人の真木から慰めの電話をもらった。この年で恋人がいない身になるのは辛いと言われ、友美の心は揺れた。その夜、友美はタカオを部屋に呼んだ。美術学校に通うタカオはいつもカメラを持ち歩き写真を撮っていた。そして将来はクラブに映像を流すVJを目指していると話した。それ以来タカオは頻繁に友美の部屋にやって来た。友美はいつも泣きそうな顔で優しく抱きしめるタカオがたまらなく可愛いかった。 そんなタカオとの関係を聞いた真木は、茶化すように羨ましがった。その夜、友美のもとに「今夜は行けない」というタカオからの電話が入った。友美は淋しく感じたが、早朝にタカオが訪ねてきた。いつものようにセックスを始め、友美はアナルを舌で責め彼をイカせてやった。休む間もなくタカオは友美の上に乗って激しく腰を振った。友美は中に出してもいいと言ったが、タカオは友美の体に発射した。 二人は一日中裸のまま抱き合い、何度も求め合った。しかし一緒に住もうという友美の誘いを拒んだり、友達の写真を平気で捨てて「俺、人間関係のリセツトスイッチ持ってるから」などとうそぶくタカオに彼女はどこか違和を感じはじめていた。 そんな中、友美のもとに西沢から連絡が入った。新しい恋人に振られ、友美を捨てたことを詫びる彼にこころが揺れ、友美はホテルで抱かれた。しかし友美はそんな西沢の優しさだけではもう満足出来なかった。急いでホテルを出るとタカオの待つ部屋に向かった。 友美は学校をやめようかと思つているというタカオの現実的な甘えを聞きながら彼の肉欲に溺れ、大胆に身を委ねた。その一方で密かに先への不安を募らせるのだった。 ある日、友美は真木が恋人と別れたと聞かされた。妻子ある男と不倫を続けていた真木は、家庭を大事にする彼との関係に疲れたと言った。その夜、友美が電車で帰ると駅前でタカオが待っていた。女の友達と会っていて遅くなつたと言うと、タカオはこ『そういうの気にしないから」と平然と答えた。友美は思わず彼の肩を掴もうとするが、はずみで彼は歩道橋の階段を転落してしまった。幸いケガはなかったが、その瞬間に二人の間に決定的な何かが起こったようだった。その後二人は激しく愛しあった。翌朝、友美が目覚めるとタカオの姿はなかった。 それ以来友美はタカオと会わなかった。友達と北海道旅行に出掛けた彼と一度だけ電話で話しただけだった。数ケ月後、友美は電車で眠りにおち、タカオとの楽しい時間を夢に見た。目を覚ますとそこは二人が出会った終点の駅だった。友美は再び見知らぬ男の肩にもたれて眠っていた。電車は新しく出来た先の駅へと走り出した。友美は「わたしはツイてるんだ」と心の中で咳いた |